
【2次公募開始】サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金
コロナは国内のサプライチェーン(供給連鎖)に大きな影響を与えました。
貴社も、顧客に商品やサービスを供給できなくなるリスクに直面していませんか?
経済産業省は、生産拠点などの整備を進める企業に補助を行っています。
補助率は3分の2以内(※中小企業の場合)と金額が大きいため、ぜひ活用してください。
2次公募は令和3年3月中旬以降に開始予定なので、早めに取り組みましょう。
この記事ではサプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金の概要を紹介します。
目次
「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」とは?

「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」は経済産業省が国内で生産拠点などの整備を行う会社を支援する事業です。
以下のどちらかに当てはまる場合、補助対象となります。
- 生産拠点の集中度が高い製品・部素材を生産しており、サプライチェーンの途絶によるリスクが大きい
- 国民が健康な生活を営む上で重要は製品・部素材を生産しており、国内で生産拠点整備などを検討している
要するに「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」はサプライチェーン強化を支援する取り組みです。
参考:サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金 2次公募について (METI/経済産業省)
「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」メリット

「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」の利点は補助率が高い点です。
生産拠点整備つまり建物取得費・設備費・システム導入費などにかかった経費の3分の2(上限5億円)が支援されます。
(※中小企業の場合)
令和2年度第3次補正予算額は2,108億円ですから、国がサプライチェーン確保を重要視していることが伺えます。
「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」を活用すれば、負担を軽減しつつ生産拠点の増強が可能です。
「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」を利用するには

「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」へ申請する流れを確認しましょう。
- 応募申請:2次公募は令和3年3月中旬以降に開始予定
- 採択
- 国→国内投資促進基金→事務局へ委託
- 企業への補助
申請はJグランツ(補助金申請を行うシステム)経由となり、「gBizID」が必要です。
ID発行には2〜3週間要する場合があるので、早めにID申請を行いましょう。
参考:pr01.pdf
まとめ
中小企業を支援する「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」について解説しました。
- 生産拠点の集中度が高い製品・部素材を生産しており、サプライチェーンの途絶によるリスクが大きい
- 国民が健康な生活を営む上で重要は製品・部素材を生産しており、国内で生産拠点整備などを検討している
商品供給が滞らないよう整備を行う中小企業に対し、経費の3分の2(上限5億円)が支援されます。
「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」はコロナ禍でも事業を存続するために大きく役立つでしょう。
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