
【躍進的な事業推進のための設備投資支援事業】分かりやすく解説
「生産性を高めるために設備を導入したいが、資金不足…」とお困りではありませんか?
東京都内で事業を行っているなら、「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」の活用を検討してください。
最大1億円まで補助を受けられ、設備やデジタル技術の導入に利用可能です。
今回は「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」について分かりやすく解説します。
概要

「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」は東京都内の中小企業が発展するための取り組みに対して、一部経費を補助する事業です。
最大助成金額が1億円と高く、対象事業も競争力強化・DX推進・イノベーション・後継者チャレンジと幅広いため、中小企業経営者に注目されています。
第2回の申請受付は11月25日までで、助成対象期間は交付決定の翌月1日から1年6ヶ月です。
参考:第2回 躍進的な事業推進のための設備投資支援事業 | 設備助成 | 東京都中小企業振興公社
助成額・助成率

「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」の助成額・助成率は区分によって異なります。
- 競争力強化(中小企業):助成限度額は1億円、助成率は2分の1以内
- 競争力強化(小規模事業者):助成限度額は3千万円、助成率は3分の2以内
- DX推進:助成限度額は1億円、助成率は3分の2以内
- イノベーション:助成限度額は1億円、助成率は3分の2以内
- 後継者チャレンジ:助成限度額は1億円、助成率は3分の2以内
(※すべての区分において助成下限額は100万円です。)
要件

「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」の主な要件は以下の通りです。
- 東京都内で事業を行っている(登記簿上に本店がある)
- 東京都内で2年以上継続して事業を行っている
- 東京都に納税し、税金などの滞納がない
事例(製造業)
「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」の事例を紹介します。
第1回の支援対象となった株式会社ケーテー製作所は、医薬品・化粧品などを充填する機械を製造・販売しています。
3D CAD ソフトウェア「IRONCAD」を導入し、機械設計の時間短縮・生産性向上につながっています。
参考:第1回躍進的な事業推進のための設備投資支援事業 支援対象事業一覧
まとめ
今回は「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」について分かりやすく解説しました。
東京都で2年以上事業を行っている中小企業・小規模事業者が対象で、最大1億円の助成が受け取れます。
第2回の申請受付は11月25日までと期限が迫っているため、興味がある経営者の方は早めに取り組みましょう。
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監修
監修 中小企業診断士 杉山義明
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