更新日:2024/02/13
2024年2月13日に、事業再構築補助金 第11回公募の採択結果が発表されました!
「事業再構築補助金について、申請受付締切りである令和5年10月6日までに9,207者の応募がありました。厳正な審査を行った結果、2,437者を補助金交付候補者として採択いたしましたのでお知らせします。(注:上記者数につきまして、複数の事業者で連携している申請を構成員数に関わらず1者としてカウントしています。)」
出典 事業再構築補助金
発表の応募者数で、採択者数を単純に割ると採択率は26.47%(前回48.10%)となりました。
前回と比較し、応募数が10,821者から9,207者へ減少しましたが、それ以上に採択者が5,205者から2,437者に減少しました。採択率は前回よりの半分程度とかなり低く、さらに事業再構築補助金は、すべての申請が経営革新等認定支援機関が支援や助言をしている中の競争となり、難易度はかなり高いものとなりました。
第11回公募の応募と採択結果
件数(単位:件数) | 成長枠 | グリーン 成長枠 | 産業構造転換枠 | 最低 賃金枠 | 物価高騰対策・回復再生応援枠 | サプライチェーン強靭化枠 | 合計 | 卒業促進枠 | 大規模賃金引上促進枠 |
①システムで受け付けた件数 (応募件数) | 2,508 | 597 | 242 | 189 | 5,671 | – | 9,207 | 0 | 179 |
②採択件数 | 698 | 187 | 53 | 48 | 1,451 | – | 2,437 | 0 | 22 |
③採択率(%) | 27.8 | 31.3 | 21.9 | 25.4 | 25.6 | – | 26.5 | 0 | 12.3 |
出典 事業再構築補助金事務局『事業再構築補助金 第11回公募の結果について(令和6年2月)』
10回からの変化としては、まず全体の採択率が大きく下がったことが挙げられます。
「最低賃金枠」と「物価高騰対策・回復再生応援枠」が前回まで50%を超えていたのが、今回は、半分程度になっていました。
これまで、申請締切から採択発表まで、最長84日間のタイムラグありましたが、今回は大幅な長期化により、130日間発表されませんでした。
11回では補助金交付候補者としての採択発表がかなり後ろ倒しになったため、スケジュールが合わずに辞退される事業者様が出てくる可能性もあります。
また、明確な発表日を公表しなかったのも負担を強いる原因になります。次回以降はこの発表まで長期間かかる部分の改善をしていただきたいですね。
今回は、発表時に採択理由、不採択理由がシステムで閲覧できるようになりました。以前は、電話で読み上げてもらい確認するという、時間もコストもかかり、事務局・事業者様の双方に負担が多い体制でした。なぜこれを維持したのかわかりませんが、今回はそれが表示できるようになり、少し便利になりました。
業種別の応募と採択割合
業種別の傾向は、製造業、卸売・小売業、建設業が多かったようです。
製造業が採択されやすい傾向は変わらず、卸売業・小売業や、宿泊業・飲食サービス業は、採択が難しそうです。
前回同様、計画の根拠の定量的説明がしやすいのと、新規性要件をわかりやすく説明しやすい点が、採択率に影響していると推測しています。
応募金額・採択金額の分布について(全類型合計)
前回同様、応募金額が少ない100万円〜1,000万円のパターンが、採択金額の分布(右)では減っています。一方、採択金額の大きい1,001万円〜1億円までの全ての金額で応募時より、採択時の分布率が高いです。
投資額が一定程度大きく、計画を立てやすい事業計画が採択されやすい傾向にあると推測しています。
認定支援機関別応募・採択状況
全体での応募実績のある分類を見ると、
士業分類では
中小企業診断士:26.0%
(行政書士:19.1%*応募実績が過小)
(公認会計士:22.9%*応募実績が過小)
税理士:22.0%
税理士法人:19.1%
出典 事業再構築補助金事務局『事業再構築補助金 第11回公募の結果について(令和6年2月)』
という結果でした。中小企業診断士が、大幅に他士業より採択率・応募数が多いのは、採否を分ける事業計画書の専門家のためわかりやすい結果となっています。今回は、公認会計士の分類の採択率が初めて中小企業診断士を超えました。
当社では、中小企業診断士を中心に、ダブルライセンスのコンサルタントや、業界経験者のコンサルタントチームでご対応しております。
これまでの更新履歴
【事業再構築補助金】(第10回公募)の採択結果・傾向について(過去の採択結果あり)
【事業再構築補助金】(第10回公募)の採択結果・傾向について(過去の採択結果あり)
更新日:2023/09/23
2023年9月22日に、事業再構築補助金 第10回公募の採択結果が発表されました!
「事業再構築補助金について、申請受付締切りである令和5年6月30日までに10,821者の応募がありました。厳正な審査を行った結果、5,205者を補助金交付候補者として採択いたしましたのでお知らせします。(注:上記者数につきまして、複数の事業者で連携している申請を構成員数に関わらず1者としてカウントしています。)」
出典 事業再構築補助金
発表の応募者数で、採択者数を単純に割ると採択率は48.10%となりました。
前回と比較し、応募数が9,369者から10,821者へ増加し、採択者も4,259者から5,205者に増加しました。採択率は前回がかなり低く、今回は若干上昇したものの、事業再構築補助金は、すべての申請が経営革新等認定支援機関が支援や助言をしている中の競争となり、難易度は高めで維持されています。
第10回公募の応募と採択結果
件数(単位:件数) | 成長枠 | グリーン 成長枠 | 産業構造転換枠 | 最低 賃金枠 | 物価高騰対策・回復再生応援枠 | サプライチェーン強靭化枠 | 合計 | 卒業促進枠 | 大規模賃金引上促進枠 |
①システムで受け付けた件数 (応募件数) | 2,734 | 631 | 275 | 249 | 6,775 | 157 | 10,821 | 2 | 202 |
②採択件数 | 1,242 | 262 | 102 | 133 | 3,387 | 79 | 5,205 | 0 | 55 |
③採択率(%) | 45.4 | 41.5 | 37.1 | 53.4 | 50.0 | 50.3 | 48.1 | 0 | 27.2 |
出典 事業再構築補助金事務局『事業再構築補助金 第10回公募の結果について(令和5年9月)』
9回からの変化としては、前回までのあった「通常枠」と「成長枠」を単純に比較すると、4.3%上昇、「回復・再生応援枠」と「物価高騰対策・回復再生応援枠」を比較すると、1.5%低下しました。
10回からは、申請要件の複雑化が進んだため、申請できたとしてもこの採択率を戦わないと、その先に進める権利を得られないというのはかなりの難易度であることは変わりないと思います。
業種別の応募と採択割合
業種別の傾向も前回同様でした。
応募件数は、建設業、製造業、卸売業・小売業、宿泊業・飲食サービス業が多いようです。
製造業が採択されやすい傾向は変わらず、卸売業・小売業や、宿泊業・飲食サービス業は、採択が難しそうです。
前回同様、計画の根拠の定量的説明がしやすいのと、新規性要件をわかりやすく説明しやすい点が、採択率に影響していると推測しています。
応募金額・採択金額の分布について(全類型合計)
前回同様、応募金額が少ない100〜1,500万円のパターンが、採択金額の分布(右)では1%程度減っています。一方、採択金額の大きい1,500〜1億円までの全ての金額で応募時より、採択時の分布率が高いです。
投資額が一定程度大きく、計画を立てやすい事業計画が採択されやすい傾向にあると推測しています。
認定支援機関別応募・採択状況
全体での応募実績のある分類を見ると、
士業分類では
中小企業診断士:49.4%
(行政書士:43.7%*応募実績が過小)
(公認会計士:50.2%*応募実績が過小)
税理士:40.5%
税理士法人:39.2%
出典 事業再構築補助金事務局『事業再構築補助金 第10回公募の結果について(令和5年9月)』
という結果でした。中小企業診断士が、大幅に他士業より採択率・応募数が多いのは、採否を分ける事業計画書の専門家のためわかりやすい結果となっています。今回は、公認会計士の分類の採択率が初めて中小企業診断士を超えました。
当社では、中小企業診断士を中心に、ダブルライセンスのコンサルタントや、業界経験者のコンサルタントチームでご対応しております。
【事業再構築補助金】(第9回公募)の採択結果・傾向について(過去の採択結果あり)
【事業再構築補助金】(第9回公募)の採択結果・傾向について(過去の採択結果あり)
更新日:2023/06/17
2023年6月15日(木曜日)に、事業再構築補助金 第9回公募 の発表がありました。
事業再構築補助金について、申請受付締切りである令和5年3月24日までに9,369者の応募がありました。
厳正な審査を行った結果、4,259者を補助金交付候補者として採択いたしましたのでお知らせします。
(注:上記者数につきまして、複数の事業者で連携している申請を構成員数に関わらず1者としてカウントしています。
出典 事業再構築補助金
発表の応募者数で、採択者数を単純に割ると採択率は45.46%となりました。
前回と比較し、応募数が3,222者減少し、採択者も2,197者減少しました。採択率はかなり低下し(前回51.3%)相当な難易度上昇であったと言えます。詳細は、後述します。
第9回公募の応募と採択結果
件数(単位:件数) | 通常枠 | 大規模賃金引上枠 | 回復・再生応援枠 | 最低 賃金枠 | グリーン成長枠 | 合計 |
①システムで受け付けた件数 (応募件数) | 5,178 | 6 | 1,146 | 106 | 372 | 9,369 |
②採択件数 | 2,130 | 3 | 590 | 68 | 148 | 4,259 |
③採択率(%) | 41.1 | 50.0 | 51.5 | 64.2 | 39.8 | 45.5 |
出典 事業再構築補助金事務局『事業再構築補助金 第9回公募の結果について(令和5年6月)』
8回からの変化としては、「通常枠」が8.0%低下、「回復・再生応援枠」が6.3%低下し、通常枠で申請した場合はかなり難しい印象です。
通りやすい応募枠は、前回まで「回復・再生応援枠」、「最低賃金枠」でしたが、今回は「回復・再生応援枠」も5割程度の採択率でした。
業種別の応募と採択割合
業種別の傾向も前回同様でした。
応募件数は、建設業、製造業、卸売業・小売業、宿泊業・飲食サービス業が多いようです。
一方、採択件数ベースでも、この傾向は同様ですが、製造業は採択されやすい傾向にあるようです。
やはり、計画の根拠を数値として置き換えやすい事業者の事業計画書が、採点者に理解しやすいためと考えられ、この辺りも前回同様です。
応募金額・採択金額の分布について(全類型合計)
これも前回同様の結果に見えますが、よく見ると応募金額が少ない100〜1,500万円のパターンが、採択金額の分布(右)では5%程度減っています。一方、採択金額の大きい1,500〜1億円までの全ての金額で応募時より、採択時の分布率が高いです。
応募金額は、自社の経営体力と事業計画のバランスを見ながら決定していきましょう。
認定支援機関別応募・採択状況
全体での応募実績のある分類を見ると、
士業分類では
中小企業診断士:48.8%
(行政書士:41.2%*応募実績が過小)
(公認会計士:40.2%*応募実績が過小)
税理士:40.1%
税理士法人:34.3%
出典 事業再構築補助金事務局『事業再構築補助金 第9回公募の結果について(令和5年6月)』
という結果でした。中小企業診断士が、大幅に他士業より採択率・応募数が多いのは、採否を分ける事業計画書の専門家のためわかりやすい結果となっています。
弊社では、これらすべての平均を超える採択率を実現しております。事業再構築をお考えの事業者様がおられましたら、是非ご相談ください。
【事業再構築補助金】(第8回公募)の採択結果が発表されました。(過去の採択結果あり)
更新日:2023/04/12
【事業再構築補助金】(第8回公募)の採択結果が発表されました。(過去の採択結果あり)
事業再構築補助金 第8回公募の発表がありました。
第8回公募 採択結果事業再構築補助金について、申請受付締切りである令和5年1月13日までに12,591者の応募がありました。
厳正な審査を行った結果、6,456者を採択いたしましたのでお知らせします。
(注:上記者数につきまして、複数の事業者で連携している申請を構成員数に関わらず1者としてカウントしています。)
出典 事業再構築補助金
発表の応募者数で、採択者数を単純に割ると採択率は51.27%となりました。
前回と比較し、応募数が2,541者減少し、採択者も1,289者減少しました。採択率は同程度(前回51.18%)であったと言えます。詳細は、後述します。
第8回公募の応募と採択結果
件数(単位:件数) | 通常枠 | 大規模賃金引上枠 | 回復・再生応援枠 | 最低 賃金枠 | グリーン成長枠 | 合計 |
①システムで受け付けた件数 (応募件数) | 7,261 | 8 | 1,522 | 165 | 434 | 12,591 |
②採択件数 | 3,562 | 4 | 879 | 117 | 173 | 6,456 |
③採択率(%) | 49.1 | 50.0 | 57.8 | 70.9 | 39.9 | 51.3 |
出典 事業再構築補助金事務局『事業再構築補助金 第8回公募の結果について(令和5年4月)』
7回からの変化としては、「回復・再生応援枠」が4.5%低下、「最低賃金枠」が10%低下し、通常枠と大規模賃金引上枠が増加しました。
通りやすい応募枠は、「回復・再生応援枠」、「最低賃金枠」というのはこれまでと同様です。
業種別の応募と採択割合
業種別の傾向も前回同様でした。
応募件数は、製造業、卸売業・小売業、宿泊業・飲食サービス業が多いようです。
一方、採択件数ベースでも、この傾向は同様ですが、製造業は採択されやすい傾向にあるようです。
やはり、計画の根拠を数値として置き換えやすい事業者の事業計画書が、採点者に理解しやすいためと考えられます。
応募金額・採択金額の分布について(全類型合計)
これも前回同様の結果でした。応募金額の大小によってが採択結果には左右されることはないようです。応募金額は、自社の経営体力と事業計画のバランスを見ながら決定していきましょう。
認定支援機関別応募・採択状況
これは、誤差を少なくするため全体で1,000件以上の応募実績のある分類を見ると、
士業では
中小企業診断士:54.0%
(公認会計士:46.9%*応募実績が過小)
(行政書士:43.2%*応募実績が過小)
(税理士法人:42.8%*応募実績が1,000件に満たない)
税理士:40.1%
出典 事業再構築補助金事務局『事業再構築補助金 第8回公募の結果について(令和5年4月)』
という結果でした。中小企業診断士が、大幅に他士業より採択率・応募数が多いのは、採否を分ける事業計画書の専門家のためわかりやすい結果となっています。
弊社では、これらすべての平均を大幅に超える採択率を実現しております。事業再構築をお考えの事業者様がおられましたら、是非ご相談ください。
【事業再構築補助金】(第7回公募)の採択結果が発表されました。過去の採択結果を含めて確認できます。
更新日:2022/12/15
【事業再構築補助金】(第7回公募)の採択結果が発表されました。
第7回公募 採択結果事業再構築補助金について、申請受付締切りである令和4年10月5日までに15,132者の応募がありました。
厳正な審査を行った結果、7,745者を採択いたしましたのでお知らせします。
(注:上記者数につきまして、複数の事業者で連携している申請を構成員数に関わらず1者としてカウントしています。)
出典 事業再構築補助金
発表の応募者数で、採択者数を単純に割ると採択率は51.18%となりました。
前回と比較し、応募数が208者減少しました。採択率は同程度(前回50.0%)であったと言えます。しかし、前回同様、応募枠別の採択結果を分析してみると大きな差がありました。詳細は、後述します。
第7回公募の応募と採択結果
件数(単位:件数) | 通常枠 | 大規模賃金引上枠 | 回復・再生応援枠 | 最低 賃金枠 | グリーン成長枠 | 合計 |
①システムで受け付けた件数 (応募件数) | 9,292 | 11 | 2,144 | 162 | 543 | 15,132 |
②採択件数 | 4,402 | 5 | 1,338 | 131 | 217 | 7,745 |
③採択率(%) | 47.4 | 45.5 | 62.4 | 80.9 | 40.0 | 51.2 |
出典 事業再構築補助金事務局『事業再構築補助金 第7回公募の結果について(令和4年12月)』
結果的には、枠毎の傾向は、前回同様でした。
採択率を分析すると、通りやすいのは「最低賃金枠」による申請でした。「回復・再生応援枠」は、前回までの「緊急事態宣言特別枠」に近い採択率でした。
やはり最難関なのは「グリーン成長枠」という結果になりました。当社はグリーン成長枠の実績がございます。グリーン成長枠のご相談先にお困りの際は、ぜひお知らせください。
業種別の応募と採択割合
業種別の傾向も前回同様でした。
業種別に採択のされやすさがあるかどうかというと、前回同様、製造業と宿泊業、飲食サービス業は比較的採択数が多く、卸売、小売業、建設業は応募件数が多いです。
やはり、計画の根拠を数値として置き換えやすい事業者の事業計画書が、採点者に理解しやすいためと考えられます。
応募金額・採択金額の分布について(全類型合計)
これも前回同様の結果でした。応募金額の大小によってが採択結果には左右されることはないようです。応募金額は、自社の経営体力と事業計画のバランスを見ながら決定していきましょう。
認定支援機関別応募・採択状況
これは、誤差を少なくするため全体で1,000件以上の応募実績のある分類を見ると、
士業では
中小企業診断士:55.3%
税理士法人:43.5%
税理士:38.0%
出典 事業再構築補助金事務局『事業再構築補助金 第7回公募の結果について(令和4年12月)』
という結果でした。他士業は応募数が少ない状況です。
法人・団体等では
民間コンサルタンティング会社54.1%がトップでした。応募件数2,753のうち1,489件採択と、中小企業診断士以外の応募件数が1,000件以上ある認定支援機関では、最も採択率が高い結果となりました。
弊社では、これらすべての平均を大幅に超える採択率を実現しております。事業再構築をお考えの事業者様がおられましたら、是非ご相談ください。
【事業再構築補助金】(第6回公募)の採択結果が発表されました。過去の採択結果を含めて確認できます。
更新日:2022/09/15
【事業再構築補助金】(第6回公募)の採択結果が発表されました。
事業再構築補助金について、申請受付締切りである令和4年6月30日までに15,340者の応募がありました。
厳正な審査を行った結果、7,669者を採択いたしましたのでお知らせします。
(注:上記者数につきまして、複数の事業者で連携している申請を構成員数に関わらず1者としてカウントしています。)
出典 事業再構築補助金
発表の応募者数で、採択者数を単純に割ると採択率は50.0%となりました。
前回と比較し、応募数が5,695者減少しました。採択率は同程度(前回46.1%)であったと言えます。しかし、応募枠別の採択結果を分析してみると大きな差がありました。詳細は、後述します。
第6回公募の応募と採択結果
件数(単位:件数) | 通常枠 | 大規模賃金引上枠 | 回復・再生応援枠 | 最低 賃金枠 | グリーン成長枠 | 合計 |
①システムで受け付けた件数 (応募件数) | 11,653 | 9 | 2,933 | 252 | 493 | 15,340 |
②採択件数 | 5,297 | 5 | 1,954 | 216 | 197 | 7,669 |
③採択率(%) | 45.5 | 55.6 | 66.6 | 85.7 | 40.0 | 50.0 |
出典 事業再構築補助金事務局『事業再構築補助金 第6回公募の結果について(令和4年9月)』
今回は、第5回公募まであった、卒業枠と緊急事態宣言特別枠、グローバルV字回復枠がなくなり、回復・再生応援枠、グリーン成長枠が創設されました。
採択率を分析すると、通りやすいのは「最低賃金枠」による申請でした。「回復・再生応援枠」は、前回までの「緊急事態宣言特別枠」に近い採択率でした。
最難関なのは「グリーン成長枠」という結果になりました。
業種別の応募と採択割合
業種別に採択のされやすさがあるかどうかというと、一見バランス良く採択されているように見えますが、前回同様、製造業と宿泊業、飲食サービス業は比較的採択数が多く、卸売、小売業、建設業は応募件数が多いものの採択件数では割合が減っています。
これも前回同様ですが、製造業は、計画の根拠を数値として置き換えやすく、宿泊業、飲食サービス業は生活に根付いた事業のため採点者が理解しやすい事業計画だった可能性が考えられます。
応募金額・採択金額の分布について(全類型合計)
これも前回同様の結果でした。応募金額の大小によってが採択結果には左右されることはないようです。応募金額は、自社の経営体力と事業計画のバランスを見ながら決定していきましょう。
認定支援機関別応募・採択状況
これは、誤差を少なくするため全体で1,000件以上の応募実績のある分類を見ると、
士業では
中小企業診断士:56.5%
税理士法人:40.8%
税理士:36.2%
出典 事業再構築補助金事務局『事業再構築補助金 第6回公募の結果について(令和4年9月)』
という結果でした。他士業は応募数が少ない状況です。
法人・団体等では
民間コンサルタント55.8%がトップでした。応募件数2,408のうち1,344件採択と、中小企業診断士以外の応募件数が1,000件以上ある認定支援機関では、最も採択率が高い結果となりました。
弊社では、これらすべての平均を大幅に超える採択率を実現しております。事業再構築をお考えの事業者様がおられましたら、是非ご相談ください。
事業再構築の申請はアアルコンサルティングオフィスへ
各種補助金申請、M&A・事業承継・引き継ぎ、資金調達のご相談は、アアルコンサルティングオフィス(アアル株式会社)へ。お問い合わせは下記のフォームからお気軽にどうぞ。
【事業再構築補助金】(第5回公募)の採択結果が発表されました。過去の採択結果を含めて確認できます。
更新日:2022/07/05
【事業再構築補助金】(第6回公募)の採択結果発表スケジュールは、
2022年8月下旬〜9月上旬
予定です。
【事業再構築補助金】(第5回公募)の採択結果が発表されました。
事業再構築補助金の第5回公募の採択結果が発表されました。
事業再構築補助金について、申請受付締切りである令和4年3月24日までに21,035者の応募がありました。厳正な審査を行った結果、9,707者を採択いたしましたのでお知らせします。
出典:事業再構築補助金
発表の応募者数で、採択者数を単純に割ると採択率は46.1%となりました。
前回と比較し、応募数が1,400者弱増加しました。採択率は同程度(前回44.8%)であったと言えます。しかし、応募枠別の採択結果を分析してみると大きな差がありました。詳細は、後述します。
弊社では、第3回は100%の採択率、第4回、5回ともに70%を超える採択率でした。高い採択率を維持しているのも、事業者様の考える事業戦略・事業投資を一緒に検討しながら実現可能性の高い事業へ磨き上げる姿勢が認められたのだと考えています。
実現可能性を高めるための、環境分析(市場、顧客、競合分析)の結果とリソースの最適配分の道筋を、根拠を持って組み立てていく事業計画は、採択後の目標の実現のためにもわかりやすく、環境変化に合わせた柔軟性をもった計画になるように心がけて取り組んでおります。
弊社のパートナーコンサルタントは、全員が国家資格保持者(中小企業診断士等)で、かつ幅広いバックグラウンドを持ちます。彼らによる事業計画策定支援は、担当コンサルタントだけでなく、社内コンサルミーティングによる叡智を掛け合わせた対応により、事業者様の新規事業や新体制構築を力強くサポートしてまいります。
第5回公募の応募と採択結果
件数(単位:件数) | 通常枠 | 大規模賃金引上枠 | 卒業枠 | 緊急事態 宣言特別枠 | 最低 賃金枠 | グローバルV字回復枠 | 合計 |
①システムで受け付けた件数 (応募件数) | 16,185 | 13 | 21 | 4,509 | 306 | 1 | 21,035 |
②採択件数 | 5,700 | 6 | 8 | 2,806 | 290 | 0 | 9,707 |
③採択率(%) | 35.2 | 46.2 | 38.1 | 62.2 | 94.8 | 0 | 46.1 |
出典 事業再構築補助金事務局『事業再構築補助金 第5回公募の結果について(令和4年6月)』
このように、全体としては46.1%だったものの、応募した枠組みにより加点の差がつくため、通常枠では4割を大きく割り込む採択率となっています。
業種別の応募と採択割合
業種別に採択のされやすさがあるかどうかというと、一見バランス良く採択されているように見えますが、前回同様、製造業と宿泊業、飲食サービス業は比較的採択数が多く、卸売、小売業、建設業は応募件数が多いものの採択件数では割合が減っています。
製造業は、計画の根拠を数値として置き換えやすく、宿泊業、飲食サービス業は生活に根付いた事業のため採点者が理解しやすい事業計画だった可能性が考えられます。
応募金額・採択金額の分布について(全類型合計)
これも前回同様の結果でした。応募金額の大小によってが採択結果には左右されることはないようです。応募金額は、自社の経営体力と事業計画のバランスを見ながら決定していきましょう。
認定支援機関別応募・採択状況
これは、誤差を少なくするため全体で1,000件以上の応募実績のある分類を見ると、
士業では
中小企業診断士:52.9%
税理士法人:40.8%
税理士:34.1%
出典 事業再構築補助金事務局『事業再構築補助金 第5回公募の結果について(令和4年6月)』
という結果でした。他士業は応募数が少ない状況です。
法人・団体等では
民間コンサルタント50.7%がトップでした。応募件数2,727のうち1,382件採択と、中小企業診断士以外の応募件数が1,000件以上ある認定支援機関では、最も採択率が高い結果となりました。
弊社では、これらすべての平均を大幅に超える採択率を実現しております。事業再構築をお考えの事業者様がおられましたら、是非ご相談ください。
【事業再構築補助金】(第4回公募「通常枠・大規模賃金引上枠・卒業枠・グローバルV字回復枠・緊急事態宣言特別枠・最低賃金枠」)の採択結果が発表されました。
更新日:2022/03/04
【事業再構築補助金】(第4回公募「通常枠・大規模賃金引上枠・卒業枠・グローバルV字回復枠・緊急事態宣言特別枠・最低賃金枠」)の採択結果が発表されました。
事業再構築補助金の第4回公募の採択結果が発表されました。
発表の応募者数で、採択者数を単純に割ると採択率は44.8%となりました。
全体としては、ほぼこれまでの公募と同程度の採択率や応募者数であったと言えます。
弊社では、第3回は100%の採択率、今回は70%を超える採択率でした。
第4回公募の応募と採択結果
件数(単位:件数) | 通常枠 | 大規模賃金引上枠 | 卒業枠 | 緊急事態 宣言特別枠 | 最低 賃金枠 | 合計 |
①システムで受け付けた件数 (応募件数) | 15,036 | 12 | 17 | 4,217 | 391 | 19,673 |
②採択件数 | 5,700 | 6 | 8 | 2,806 | 290 | 8,810 |
③採択率(%) | 37.9 | 50.0 | 47.1 | 66.5 | 74.2 | 44.8 |
出典 事業再構築補助金事務局『事業再構築補助金 第4回公募の結果について(令和4年3月)』
このように、全体としては44.8%だったものの、応募した枠組みにより加点の差がつくため、通常枠では4割に満たない採択率となっています。
業種別の応募と採択割合
業種別に採択のされやすさがあるかどうかというと、一見バランス良く採択されているように見えますが、製造業と宿泊業、飲食サービス業は比較的採択数が多いようです。
製造業は、計画の根拠を数値として置き換えやすく、宿泊業、飲食サービス業は生活に根付いた事業のため採点者が理解しやすい事業計画だった可能性が考えられます。
応募金額・採択金額の分布について(全類型合計)
応募金額の大小によってが採択結果には左右されることはないようです。応募金額は、自社の経営体力と事業計画のバランスを見ながら決定していきましょう。
認定支援機関別応募・採択状況
これは、誤差を少なくするため全体で1,000件以上の応募実績のある分類を見ると、
士業では
中小企業診断士:48.8%
税理士法人:38.3%
税理士:34.3%
出典 事業再構築補助金事務局『事業再構築補助金 第4回公募の結果について(令和4年3月)』
という結果でした。他士業は応募数が少ない状況です。
法人・団体等では
民間コンサルタント49.2%がトップでした。
弊社では、これらすべての平均を大幅に超える採択率を実現しております。事業再構築をお考えの事業者様がおられましたら、是非ご相談ください。
事業再構築補助金(第3回公募 通常枠・卒業枠・グローバルV字回復枠・緊急事態宣言特別枠)の採択結果が発表されました。
事業再構築補助金(第3回公募 通常枠・大規模賃金引上枠・卒業枠・グローバルV字回復枠・緊急事態宣言特別枠・最低賃金枠)の採択結果が発表されました。
事業再構築補助金 第3回の採択発表がありました。
事業再構築補助金第3回 採択案件一覧全国統合版PDF
おかげさまで、今回の事業再構築補助金の弊社の支援先採択率は、100%となりました。
第3回公募の応募と採択結果
件数(単位:件数) | 通常枠 | 大規模賃金 引上枠 | 卒業枠 | 緊急事態 宣言特別枠 | 最低賃金枠 | 合計 |
①システムで受け付けた件数 (応募件数) | 15,423 | 20 | 44 | 4,351 | 469 | 20,307 |
②うち、書類不備等がなく、 申請要件を満たした件数 (申請件数) | 14,103 | 18 | 37 | 3,933 | 428 | 18,519 |
③採択件数 | 5,713 | 12 | 20 | 2,901 | 375 | 9,021 |
④採択率 (採択件数/応募件数)% | 37.0 | 60.0 | 45.5 | 66.7 | 80.0 | 44.4 |
出典 事業再構築補助金事務局『事業再構築補助金 第3回公募の結果について(令和3年11月)』
第3回公募の採択結果は、全体として44.4%、通常枠では37.0%という結果となりました。
認定支援機関別応募・申請・採択状況
認定支援機関別の誤差を最小限にするため、1,000件以上の応募のある分類の採択率は、
士業では
中小企業診断士:51.1%
税理士法人:40.2%
税理士:35.6%
出典 事業再構築補助金事務局『事業再構築補助金 第3回公募の結果について(令和3年11月)』
でした。応募実績が1,000件に満たない分類の士業では、40%前半の採択率でした。
事業再構築補助金(第2回公募 通常枠・卒業枠・グローバルV字回復枠・緊急事態宣言特別枠)の採択結果が発表されました。
公開日:2021/09/02
事業再構築補助金(第2回公募 通常枠・卒業枠・グローバルV字回復枠・緊急事態宣言特別枠)の採択結果が発表されました。
先程、通常枠の発表がございましたので、下記に全国版の発表リストのリンクを掲載いたします。
弊社で支援させていただいた事業者様は、引き続きご支援させていただきます。
全国統合版PDF
今回も応募者は前回と同等程度となりました。
応募者20,800者のうち、18,333者が要件を満たしたと言うことは、応募してもおよそ12%は要件をみたさなかったと言うことです。採択数は、9,336者だったので、採択率はおよそ44.9%でした。
採択率は第1回目と比べると、少しハードルが下がりましたね。
事業再構築補助金(第1回公募 通常枠)の採択結果が発表されました。
更新日:2021/06/18
事業再構築補助金(第1回公募 通常枠)の採択結果が発表されました。
先程、通常枠の発表がございましたので、下記に全国版の発表リストのリンクを掲載いたします。
弊社で支援させていただいた、事業再構築補助金(第1回公募 通常枠)に申請し採択され事業者様は、引き続きご支援させていただきます。
全国統合版PDF
応募者17,050者のうち、14,913者が要件を満たしたと言うことは、応募しても12.5%は要件をみたさなかったと言うことです。要件自体のハードルが高かったようです。採択数は、5,150者だったので、採択率はおよそ30%でした。
第一回目から、かなりハードルが高い補助金でした。
事業再構築補助金(第1回公募 緊急事態宣言特別枠 )の採択結果が発表されました。
更新日:2021/06/16
先程、発表がございましたので、下記に全国版の発表リストのリンクを掲載いたします。
弊社で支援させていただいた、事業再構築補助金(第1回公募 緊急事態宣言特別枠 )に申請の事業者様は採択されました。引き続きご支援させていただきます。
全国統合版PDF
また、通常枠は、2021年6月18日に発表されます。
応募者5,181者のうち、4,326者が要件を満たしたと言うことは、応募しても16.5%は要件をみたさなかったと言うことです。要件自体のハードルが高かったようです。採択数は、2,866者だったので、採択率はおよそ55%でした。
第一回は、これまでの他の補助金と比較すると、条件さえ合えば比較的採択率は高かったと言えそうです。
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監修
経営戦略・事業計画を立て、ITを駆使して社内情報の可視化し、経営資源の活用の迅速な意思決定をしましょう!公的な補助金の活用、金融機関の融資、自己資金の強化の支援を行います!
執筆
アアル株式会社 取締役
中小企業診断士として、日々お客様の経営に経営改善に取り組んでいます。製造業、1次産業のお客様を担当することが多いです。
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